第24番 紫雲山 中山寺


西国三十三所,中山寺,第二十四番札所

西国三十三所の第24番札所となる紫雲山 中山寺。


中山寺は真言宗中山寺派で、創建は推古天皇時代(593年~628年)、聖徳太子の開基とされています。
中山寺は地元では「中山さん」と親しみを込めて呼ばれています。
それほど民に慕われている中山寺は、安産祈願で有名なお寺です。
関西の妊婦さんのほとんどは中山寺に参ったことがあるのではないでしょうか。

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本尊は十一面観世音菩薩であり、インドの勝鬘夫人(しょうまんぶにん)の姿を写した三国伝来の尊像と伝えられています。
インドの王妃シュリーマーラーが自ら等身像を彫刻したお姿であると伝えられており、異国風の井出立ちをしています。

左右の脇侍も十一面観世音菩薩で、本尊と脇侍をあわせて三十三面となり、西国観音を総摂すると共に法華経に説く観音の三十三権変化身を表象し、真の三十三所巡拝と同じ功徳がえられるという。

普段は秘仏となっていますが、毎月18日に開扉されます。
また、摂津国八十八ヶ所霊場会の本部も、設置されています。

中山寺は聖徳太子が建立したとされる日本最初の観音霊場として伝えられているお寺です。
さらに、皇室から源氏などの武家や豊臣秀吉などが参拝したとされる、子授け・安産祈願でも名高いお寺です。

尚、この安産信仰は豊臣秀吉が世継ぎ誕生祈願をし、秀頼を授かったことから始まったとされています。


また、西国巡礼が成立した初期のころは第一番札所だったとされています。

本堂はとても華やかで、極彩色で彩られた札堂の壁面や柱を始め、本堂内もとても豪華です。

極彩色と黄金色に輝く内外陣を見上げれば、極楽世界の生物、迦陵頻伽(かりょうびんが)などが描かれた格天井が華やかに見るものを魅了します。
これは近年、江戸時代中期に施された彩色を復元し、色鮮やかによみがえらせたものです。

ほかにも、境内にはステンドグラスを取り入れた大願塔や建設中の五重塔が建てられています。

参道には妊婦を考慮してのエスカレーターが設置されており、他に類をみないお寺と進化してます。


西国三十三所,中山寺,第二十四番札所2


わらじが奉納された山門は仁王像が猛々しい表情で守っています。

西国三十三所,中山寺,第二十四番札所3


石畳の両側には数多くの堂が並んでおり、それぞれに弁財天、虚空蔵、水子地蔵などが祀られ、それぞれ熱心な信者が多く参っています。

西国三十三所,中山寺,第二十四番札所4


参道の土産屋には「腹帯あります」の看板が見られます。

「鐘の緒」と呼ばれる腹帯を頂いて安産祈願し、無事に出産後、お宮参りの際にこれを奉納するのが習わしです。

明治天皇のご平産の勅願所になってからは、代々皇族のご安産を祈念しています。





ご詠歌

のをもすぎ さとをもゆきて なかやまの 
てらへまいるは のちのよのため



兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1

住所 兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
TEL 0797-87-0024
拝観時間 9:00~17:00
山号 紫雲山
宗旨 真言宗
文化財 木造十一面観音菩薩立像ほか(重要文化財)
本堂ほか(兵庫県文化財)
無料

主な年間行事

  • 8月9日 – 星下り大会式
  • 2月3日 – 毎年宝塚歌劇団生徒を招いての追儺(ついな)豆まき式


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