第9番 興福寺 南円堂


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西国三十三所の第9番札所となる興福寺 南円堂。

五重塔や阿修羅像など見どころ満載の興福寺は、飛鳥時代から平安時代にかけて猛威を振るった藤原氏の氏寺です。
南円堂(重文)は弘仁4年(813年)、藤原北家の藤原冬嗣が父・内麻呂追善のため創建した八角堂で、現在の建物は寛政元年(1789年)の再建となります。
創建時の本尊はもと興福寺講堂に安置されていた不空羂索観音像でした。


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藤原鎌足の足の病気の平癒を願い、天智8年(699年)に妻の鏡女王が建立した三階寺が始まりとされており、平城京遷都に合わせて現在の場所に移転され、興福寺と改名されました。

国宝・東金堂は聖武天皇による建立です。薬師三尊を中心に国宝仏像を多数安置してあります。
入館時間:9:00~17:00
拝観料:300円
東金堂の横にそびえ立つ五重塔も国宝に指定されています。

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南円堂は興福寺境内の南西にあり、平成8年に解体修理を終えて美しくよみがえりました。均整のとれた八角形の屋根を載せ、観音様のご利益にあずかろうとする参拝者を雄大に迎えています。

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西国三十三所で不空羅策観世音菩薩を本尊とするのはここだけです。
全ての願いを空しいものにすることなく叶えてくださるという意味のこの観音様は、鎌倉時代の仏師である運慶の父、康慶とその一門により作られたとされており、国宝にも指定されています。

毎年10月17日に南円堂大般若会の際に開扉されます。

また、春・秋のみ開扉される北円堂は興福寺最古の建物で、優美な三重塔とともに鎌倉時代の再建となっています。
ほかにも金剛力士像や天燈鬼・龍燈鬼立像など、歴史的価値の高い国宝や重要文化財が数多くあり、そのほとんどが興福寺国宝館に収蔵、一般公開されています。

辺り一帯は奈良公園、東大寺、奈良国立博物館へも歩いて数分で行くことが出来るため、奈良を代表する観光地で賑わっています。





ご詠歌

はるのひは なんえんどうに かがやきて 
みかさのやまに はるるうすぐも



奈良県奈良市登大路町48

住所 奈良県奈良市登大路町48
TEL 0742-22-7755
拝観時間 9:00~17:00
山号 なし
宗旨 法相宗
文化財 五重塔・木造弥勒仏坐像・乾漆八部衆像ほか(国宝)
南円堂・木造薬王菩薩・薬上菩薩立像ほか(重要文化財)
世界遺産
入館料 境内自由(南円堂内陣は通常非公開)

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