第4番 槇尾山 施福寺(槇尾寺)




西国三十三所の第4番札所となる施福寺(槇尾寺)
仏教伝来から間もない欽明天皇時代(539~571年)に行満上人の創建と伝えられています。
唐から帰朝した弘法大師・空海はここで自らを鍛え、お寺は長く真言宗のもとに繁栄しました。


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標高530メートルの山の中腹にあり、西国三十三所の中でも1,2を争う難所として知られている施福寺(槇尾寺)。
本堂に参拝するには、30分以上もの急な石段を登る必要があります。

昔は粉河寺から標高800メートルの鍋谷峠を歩いて超える必要がありましたが、現代は槇尾山の登り口まで車で行くことができます。

登り口から最初は広くなだらかな道ですが、やがて道は急な坂と石段へと変貌します。
最初の山門を抜けて一息つくと、その後は石が転がる狭い地道が続きます。



30分以上もの長い石段と急坂を超えると、ようやく弘法大師・空海が延暦12年(西暦793年)の20歳の時に剃髪したと言われる愛染堂にたどり着くことができます。

そこから最後の148段の石段を登ると、左手に待ちに待った本堂が見えてきます。
多くの参拝客がここで安堵のため息をつくことでしょう。

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本堂に祀られるご本尊の十一面千手千眼観音立像はまさに難所を登り切った参拝客へのご褒美とも言える慈愛の眼差しを浮かべています。
しかし、この十一面千手千眼観音立像は秘仏であり、そのお顔を拝めるのは毎年5月1日から15日のみととなります。


標高601メートルの槇尾山の約530メートル地点に位置する本堂付近からは、金剛・葛城山系の山々を見渡すことが出来、実に絶景の眺めとなります。
まさに、ここまで登り切った甲斐があったというものです。

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この難所を登り切るには体力はもちろん、天候や気候も大切な要因となります。
やはりゆっくりと山の冷気を浴びながら清々しく登ることのできる秋に訪れるの良いでしょう。
返り道も急な石段を下りることになるため、雨の日は禁物。
是非、天候の良い秋の午前中に登ることをお勧めします。

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ご詠歌

みやまじや ひばらまつばら わけゆけば
まきのおでらに こまぞいさめる



大阪府和泉市槇尾山町136

住所 大阪府和泉市槇尾山町136
TEL 0725-92-2332
拝観時間 8:00~17:00
山号 槇尾山
宗旨 天台宗
文化財 槇尾山大縁起(正平十五年筆写) 1巻
入館料 境内無料


主な年間行事

  • 1月8日 – 碑伝木建て
  • 4月21日 – 弘法大師御影共
  • 5月1~15日 – 開扉法要(年1回の札所本尊開帳)
  • 8月9日 – 観音千日会
  • 毎月18日 – 観音法会

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