第12番 岩間山 正法寺(岩間寺)


西国三十三所,岩間寺,正法寺,第十二番札所

西国三十三所の第12番札所となる岩間山 正法寺(岩間寺) 。

養老6年(722年)、奈良時代の僧侶・泰澄大師が開山した勅願寺で、現在は元正天皇の念持仏であった千手観世音菩薩を本尊としています。

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正法寺(岩間寺)は大津市と京都市との境にあり、標高445メートルの岩間山中腹に建っています。

当時、一帯が水不足となった際、開祖の泰澄大師が雨乞いの祈願を行うと猛烈な落雷が辺りを襲い、今度は落雷を鎮める祈願をしたところ、「大師の弟子になりたくて自ら落ちてきた」と雷が弟子入りを申し出たという逸話があります。
泰澄大師はこの申し出を許諾し、その代わりにお寺に詣る参拝者には害を及ぼさないことを雷に約束させたという。

今までの行いを悔い改めた雷は水不足に悩む人々のために岩を爪で堀り、湧き水を出したといわれています。

この物語が「雷除観音」の名の由来となっており、「雷神爪堀の霊泉」は時を経て長寿信仰にと発展しました。


お寺の入り口には仁王像が厄から守っています。
西国三十三所,岩間寺,正法寺,第十二番札所3


本尊の金銅造千寿観音立像は身の丈15センチメートル、インドのエンブ川で採れる砂金で作られたと言われています。
万人の苦を救うために夜ごとに堂を抜け出し、汗びっしょりになるまで百三十六地獄を走り回ったと言われ、「汗かき観音」という別名で親しまれています。
また「ぼけ封じ観音」「雷除け観音」としても名高く、毎月17日の法要の日は多くの参拝者で賑わいます。

境内にある「蛙池」の名前は、かの松尾芭蕉の有名な俳句である「古池や 蛙飛び込む 水の音」にちなんだ名となっています。


西国三十三所,岩間寺,正法寺,第十二番札所2





ご詠歌

みなかみは いづくなるらん いはまでら 
きしうつなみは まつかぜのおと



滋賀県大津市石山内畑町82

住所 滋賀県大津市石山内畑町82
TEL 077-534-2412
拝観時間 9:00~16:30
山号 岩間山
宗旨 真言宗醍醐派
文化財 木造地蔵菩薩立像・木造不動明王二童子立像3躯(国の重要文化財)
入山料 300円

主な年間行事

  • 元旦 修正会、福茶接待
  • 1月17日 初観音、甘酒接待、不動護摩、写経会
  • 4月17日 雷除け法要、柴灯護摩供
  • 5月17日 ぼけ封じ祈願会、焙烙灸、もちまき、柴灯護摩供火渡り式
  • 8月17日 施餓鬼会、不動護摩
  • 9月17日 千日会、柴灯護摩
  • 10月17日 ぼけ封じ祈願会、焙烙灸、もちまき、柴灯護摩供火渡り式
  • 11月17日 万体観音供養会、柴灯護摩供
  • 12月17日 終観音、ぼけ封じ健康長寿大根焚き
  • 毎月17日 縁日、写経会、不動護摩

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