第6番 壺阪山 南法華寺(壺阪寺)




西国三十三所の第6番札所となる南法華寺(壺阪寺)

お寺の興りは大宝元年(701年)、元興寺の弁基上人が水晶の壺の中に観音菩薩を見出し、その像を模刻して本尊としたことが始まりだと言われています。


Sponsored Link



「続日本書紀」「枕草子」にも登場するほどの有名なお寺でもありますが、眼病治癒祈願にまつわる沢市・お里の夫婦愛を描いた作品である明治時代の世話物浄瑠璃「壺阪霊験記」により。庶民一般に壺阪の名前が広く知られるようになりました。


秘仏の国宝・千手千眼観世音菩薩坐像は、聖武天皇の命を受けて春日仏師親子が作成したと言われています。毎月18日に開帳され、その素晴らしいお姿を間近で拝むことができます。
実際に千本の手を持つ千手観音像は稀少であり、その姿を一目見ようとご開帳の日は多くの参拝客が訪れ、千の眼に眼病治癒の願掛けを行ったり、安産のご利益を願ったりしています。
安産。病気・災難等々の苦しみを持った人々の願いに応じ、千本の手を持って救済にあたられると言われています。

西国三十三所,南法華寺,壺阪寺,第六番札所4



境内には八角堂、礼堂、三重塔、一字金輪曼荼羅などの重要文化財があります。
さらには天竺(インド)渡来の高さ20メートルをも超える大観音石像が建立されています。
こちらは同寺が続けているハンセン病患者救済活動や教育助成、地域開発援助などに対して、インド政府などの協力から石山を提供され、現地の石彫師達が精魂こめて作られたもので、その存在感はとても大きい。

西国三十三所,南法華寺,壺阪寺,第六番札所2


室町時代建立の立派な三重塔。

西国三十三所,南法華寺,壺阪寺,第六番札所3



今でも、目の不自由な人達のための福祉事業などに積極的に取り組み、観音様の霊験を現代に実践しています。
これほどに民に貢献し仏教をお寺は他に類を見ない。





ご詠歌

いわをたて みずをたたえて つぼさかの
にわにいさごも じょうどなるらん


奈良県高市群高取町壺坂3

住所 奈良県高市群高取町壺坂3
TEL 0744-52-2016
拝観時間 8:30~17:00
山号 壺阪山
宗旨 真言宗系単立
文化財 礼堂、三重塔、鳳凰文磚、絹本著色一字金輪曼荼羅図
入館料 境内600円


主な年間行事

  • 8月9日 – 千日まいり:この日に参詣すると四万六千日の功徳が得られるとされる
  • 毎月18日 – 観音会:千手観音像が開帳される

西国三十三所,西国33,西国三十三カ所  第6番 壺阪山 南法華寺(壺阪寺) -札所説明
西国三十三,西国33,西国三十三所  第6番 壺阪山 南法華寺(壺阪寺) -アクセス
西国三十三,西国33,西国三十三所  第6番 壺阪山 南法華寺(壺阪寺) -御朱印
西国三十三,西国33,西国三十三所  第6番 壺阪山 南法華寺(壺阪寺) -おすすめスポット



西国三十三所 前の札所
西国三十三所 次の札所